弊社は架装トラック用のアルミパネルを製造するメーカーです。製造現場である工場内は熱源となる機械もあり高温になる一方で、冷房がなく夏には熱中症で倒れる社員が出ることもありました。もうすぐ夏に差し掛かってきたこともあり、「早く何かしら取り入れないと、工場で働く社員が暑さで体調を崩してしまう」と思いつつ、「工場全体となると工事に時間がかかるのでは?」「夏に間に合うのだろうか…」という懸念があり、空調の導入には二の足を踏んでいました。また、商品が大きいため工場も広いのですが、工場全体に空調をかけようとすると、工事費用とその後の光熱費が莫大になってしまうため費用感の懸念が大きく、社内でも稟議をなかなか進められずにいました。どうしようか悩んでいたところ、低コストで施工も短期間という折板屋根の遮熱ツールである冷えルーフの存在を教えてもらったんです。大がかりな工事にならないため短期で導入できるとのことで、夏にも十分間に合うことや、電気を使わないのでランニングコストが0円ということから、導入を決心し社内でもすんなりとOKを貰いました。
施工にかかった期間は1工場でわずか2日弱。施工前と施工後で、同程度の気温の日に室内温度を測ったところ、5℃程度低減していました。猛暑日は40℃近くにもなる工場でしたが、冷えルーフの効果で熱中症者も出ることなく夏を乗り切ることができました。
今年の夏も社員に快適に作業をしてもらえるのではないかと期待しています。